【論文が掲載されました】
2018年4月1日 社会デザイン学会学会誌に論文「選択的シングルマザーの概念整理とその類型的な特徴について」が掲載されました。
社会デザイン学会詳細はこちら
【社会デザイン学会研究発表報告】
2017年7月16日(日)立教大学で開催された社会デザイン学会第12回年次大会にて「日本における選択的シングルマザーの姿~選択的シングルマザーへのサポート活動から見る現状と課題」について、当研究所代表の高田真里が研究発表を行いました。
社会デザイン学会詳細はこちら
【社会デザイン学会公開研究会講演報告】
2014年10月26日(日)、立教大学にて社会デザイン学会公開研究会「大阪二児置き去り死事件」を通じて私たちが気づかなくてはならないこと 〜現代の結婚、子育てへの課題〜にて、当研究所代表の高田真里が登壇致しました。
第1部の基調講演では、ルポライターの杉山春さんより「大阪二児置き去り死事件」の取材からみえてきたことについてご講演頂きました。
2010年、大阪市 西区のマンションで2児(3歳女児と1歳9ヶ月男児)が母親の育児放棄によって餓死しました。母親が風俗嬢であったこと、子どもを放置しながらSNSでは遊びまわる様子を投稿していたことばかりがセンセーショナルに報じられました。「ルポ虐待」の執筆にあたり、事件の背景にある母親の生育歴や離婚後の孤立、行政の対応等について取材を重ねた杉山さんのお話から、児童虐待問題の深さや社会の責任についてあらためて考えさせられました。
第2部では、まず社会デザイン学会QOM研究会代表の藤田順子さんより「結婚への理解の乏しさからくる悲劇 ~QOMを高めるために知っておくべきこと〜」として、若年層の結婚におけるリスクや、育児不安の背景を中心にお話頂きました。
次に、当研究所の高田真里より「なぜ日本の子どもは孤独を感じるのか ~大人に求められる責務とは~」として、児童虐待を中心に講演させて頂きました。先進国の中でも日本の子どもが抱える孤独率は高く、若年層の自殺も増加しています。その要因のひとつである児童虐待の背景や、子どもの自己肯定感の低さが成長にどのように影響するのか、そして生きて行く上で自己肯定感がなぜ大切なのかを中心にお話させて頂きました。
第3部のバネルディスカッションでは、会場からたくさんのご質問を頂き、有意義な意見交換が行われました。
お忙しい中お集り頂いた方々、ありがとうございました。
女性と子育て研究所では、今後も女性のキャリアや貧困問題をはじめ、様々な社会問題について研究・提唱を続けていきたいと考えています。
社会デザイン学会公開研究会
「大阪二児置き去り死事件」を通じて私たちが気づかなくてはならないこと
〜現代の結婚、子育てへの課題〜
https://www.facebook.com/events/1536048149960119/
2014年10月26日(日)14:30〜17:30
立教大学池袋キャンパス5号館 5224教室
主催 社会デザイン学会QOM研究会、女性と子育て研究所
共催 立教大学社会デザイン研究所
協賛 特定非営利活動法人日本結婚教育カウンセラー協会